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夕立雲

ライナーノーツ

2024年2月12日。幼い頃のなんとも言えない気持ちの覚書をそのまま歌にした。小さい頃家族でドライブしていた時にふと後ろを向くと同じように一家でドライブしている皆と目が合った。衝動で手を振ったらみんな笑顔で手を振り返してくれた。僕はそれが恥ずかしくて隠れてしまったけどそれからしばらく一緒だった。でもふとした瞬間に別の車になっていた。ナイトスクープに依頼してももうあの家族と会えることはないだろう。そんな、言葉にできない些細なこと。数えるほどしか夏を体験していないけど思い出は無限にある気がする。そのどれもが胸を締め付けるほど懐かしくて戻れない。夕方校舎の裏で暑い外気とあがる息を抑えつけて走っていた。

ハンサムケンヤ

夕立雲の歌詞

いつもここで曲がるから この先の景色を見たことはないから 想像してしまうよ どうしてどうして
ずっと一緒に走っていた車 いつの間にかいなくなってた 知らない人だけれど なんだか 言葉にできないことも
君に伝わったならいいな 何が起こるかわからないから 誰にも言わないことも 持っとこう 持っとこう
今はもう使われていない階段 思いを馳せてしまう 人はすぐ壊れてしまうの どうしてどうして
あの夏はやけに胸騒ぎがして 夜の風が心を揺らし木々が騒つく
この願いが誰も傷つけないように 諦めてたこともう一度だけ 咀嚼してあげよう
あの夏はやけに胸騒ぎがして あがる息を抑えつけて走る僕がいた
この願いが誰も傷つけないように あの雲の形まだ覚えてる 君の表情もさ
このままどこか遠くへと続く 道を作ってよ
いつもここで曲がるから この先の景色を見たことはないから 想像してしまうよ どうしてどうして
あの夏はやけに胸騒ぎがして 夜の風が心を揺らし木々が騒つく
この願いが誰も傷つけないように 諦めてたこともう一度だけ 咀嚼してあげよう

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